口腔外科

親知らずの抜歯は、親知らずと呼ばれる奥歯の抜去手術です。親知らずは、通常の歯と比べて位置が奥にあり、十分なスペースがないために問題を引き起こすことがあります。抜歯は、充分なスペースの欠如・部分的な生え方・感染または腫れなどの理由で行われます。
抜歯は一般的に局所麻酔を使用します。歯茎を切開し、必要な場合には骨を削り、親知らずを抜き取ります。抜歯後は、歯茎を縫合し、適切なケアと経過観察が必要となります。
抜歯後の痛みや腫れは通常数日から数週間続くことがあります。鎮痛剤や氷のパックを使用して症状を和らげることができます。また、適切な食事や口腔衛生の維持も重要です。
抜歯は症状や状況に応じて行われますので、個別の相談と診断が必要です。

外傷治療は、怪我を受けた患者さんの治療を行うプロセスです。外傷は、事故、スポーツ、暴力などの要因によって引き起こされる身体的な損傷を指します。外傷治療の目的は、怪我や痛みの軽減、傷の修復、機能の回復を促進することです。
外傷治療の手順は、以下のようなステップで進行します。

1. 評価と診断
2. 救急処置
3. 傷口の清掃と処置
4. 骨折や脱臼の修復
5. 経過観察とリハビリ

早期の適切な治療は、回復を早めることができます。

顎関節症は、顎の関節の機能障害を指す疾患です。
顎関節症の症状は個人によって異なる場合がありますが、以下の３つが代表的な症状です。

1. 顎が痛む（顎関節痛・咀嚼筋痛）
2. 口が開かない（開口障害）
3. 顎を動かすと音がする（顎関節雑音）

顎関節症の治療は症状の重症度や原因に基づいて行われます。
飲み薬の服用・注射治療・マウスピース装着・内視鏡手術等で治療していきます。

嚢胞は、顎骨内や粘膜内などに発生する袋状の組織で、中には膿や唾液が溜まることがあります。通常は痛みなどの症状がなく、ゆっくりと徐々に大きくなることが多いため、偶然レントゲンなどで発見されることもあります。しかし、放置すると顎骨が弱くなり、骨折しやすくなる可能性があります。また、唇や頬の粘膜に水ぶくれ（唾液嚢胞）ができることもあります。例えば以下のようなケースが挙げられます。

1. 顎骨内嚢胞
2. 粘液嚢胞
3. 歯根嚢胞
4. 良性腫瘍

いずれも、早期の治療が重要です。

口腔癌（こうくうがん）は、口腔内の組織で発生する悪性腫瘍の総称です。口腔癌は、舌、口蓋、口腔底、頬の粘膜、歯肉、唇など、口腔内のさまざまな部位で発生することがあります。 口腔がんの主な原因は、喫煙、嚥下（えんげ）や咀嚼（そしゃく）の障害、過度のアルコール摂取、ウイルス感染（主にヒトパピローマウイルス）、長期的な慢性炎症、不適切な口腔衛生、栄養不良など様々です。また、遺伝的要因や免疫不全状態も口腔癌のリスクを増加させる要素とされています。 予防のためには、禁煙禁酒・適切な口腔衛生・バランスのとれた食事・ヒトパピローマウイルスワクチン接種などが推奨されています。早期発見と治療のために定期検診を受診しましょう。

デイズ歯科クリニックは医療モールにあるため、他科と連携をいたいます。
高血圧や糖尿病などの持病がある患者さんには、医科クリニックと連携して外科処置を行いますので、ご安心いただけます。
またさらに専門的な治療が必要な場合は、提携先専門機関に紹介いたします。